夢魔空間

手招く女





これは最近、知り合いから聞いた話し。
なんでも、この辺りで最近…成人男性の変死体が見つかったらしい。
物取り等の痕跡も無く…ミイラのような姿で発見されたらしい。

こういう物珍しい出来事は、嫌でも会話の話題に挙がる。
事故なのか、自殺なのか…それとも殺人なのか…。
吸血鬼が出たとかいう、有りもしない噂を流す人もいた。

「日本で吸血鬼って…バカバカしいなぁ…。」

そうは言いつつも、僕は現場が気になってしまっていた。
別にそこに何かが残っているわけでもないというのは分かっている。
でも、野次馬根性というか…好奇心というか…。
その場所は自分の家からもそう遠くない…。

「もうすぐ夕方かぁ…暗くなる前に…ちょっと行ってみるかな…。」

そして友人宅からの帰宅途中、僕は噂になっている現場の前を通りかかった。
そこはビルとビルの間にある、小さな袋小路だった。
奥の方はビルの影に覆われていて、暗くてよく見えない。
まだ捜査の途中なのか、立入禁止の黄色いテープが張られている。

「うわ…やっぱちょっと…気味が悪いなぁ…。」

夕日に照らされて、辺りにはなんとも言えない空気が流れていた。
さすがに、いきなり立ち入るほどの勇気は僕には無い。
でもどうしても気になる…ちょっとでいいから現場を見てみたい。
僕は特に理由も無く、路地の前を行ったり来たりしていた…。

チャリンチャリン!

「うわっ!」

いきなり鳴った鐘の音に驚いて、思わず声を上げてしまった。
僕の後ろを、子供が自転車で通りすぎただけだった…。

「な…なんだ…ビックリしたぁ…。」

あまりにもビビリな自分が少し情けなくなった。
夕日が少しづつ落ち…辺りはだんだん暗くなり始めていた。
これ以上暗くなってからじゃ…怖くて入れそうにない…。

「どうせ…何もないだろうし…ちょっと見たら帰ろう…。」

周りに誰か人がいないか、辺りを見回す…。
こんな所を知り合いにでも見られたら、さすがにマズい…。

「よし…今のうちに…。」

僕は屈みながら黄色いテープを潜り、袋小路の奥へと入っていった。
袋小路と言っても、狭すぎず広すぎずという感じ。
僕が両手を広げきれるくらいの幅はあった。
ただ、ビルとビルの圧力に晒されて…実際よりも狭く感じる。

入り口付近にはゴミ一つ落ちてなく…綺麗なものだった。
そもそも僕は、現場となった場所を聞いただけで、
袋小路のどの辺りで遺体が発見されたのかまでは知らなかった。

「あ〜やっぱ気味悪い…。」

この場所で実際に男の遺体が発見されたんだ。
自分が今その現場に来ているという、なんとも言えない寒気を感じる。
しかし好奇心に負け続け、僕は奥へ奥へと進んで行った。

「ん? なんだろう…。」

入り口から大分進んだ辺りで、微かに甘い香りが立ち込めてきた。
その匂いはどうやら奥の方から漂って来てるようだった。

「香水…かな?」

進んで行くに連れて、その香りはどんどん強くなっていった。
アロマなのか、香水なのか良く分からない…。
でも嗅いでいると、落ち着いた気分になる不思議な香りだった。
そこからしばらく進んだ先で…僕は思わず足を止めた。

袋小路の一番奥…薄暗い暗闇の中に、裸の女性が一人…こちらを向いて立っていた…。
下着はおろか…靴すら履いていない…。
彼女は妖しい微笑みを僕に向けながら、ただ黙って手招きをしている。

こんな現場で…裸の女性が一人で何を…。
一瞬…浮浪者の人かと思ったけれど、
その体はあまりに綺麗で、髪も良く手入れをされているように見える。
じゃあ…もしかして…今回の事件に関係がある…犯人とか…?
恐怖を感じた僕は、思わず身構える。

「えっと…あ…あの…どなたですか?」

なんでもいいからとりあえず会話をして、その場を少しでも和ませたかった。
しかし、彼女が僕の問いに答えることはなく、
ただ黙って…僕に向かって手招きをし続けている。
彼女のとの距離はまだ結構ある…それに彼女は裸だ…、
どこかに凶器を隠し持っている様子も無い…。

「うぅっ…それにしても…この匂いは…。」

辺りに立ち込めている甘い匂いがどんどん強くなっていく。
そのあまりの濃度の高さに、頭がクラクラしてくる…。
彼女との距離はまだ結構ある…。
もう日も大分落ち始めている…今のうちに帰らないと…夜になってしまう…。

  「こちらにいらっしゃい…。」

!?

そのあまりに深く…魅惑的な声に、僕は背筋がゾクゾクする感覚を覚えた…。
どうやらこの香りも…彼女から発せられているようだ…。
僕は、今自分が置かれている状況がいまいち理解しきれていなかった…。
しかし僕はまた好奇心に負け…手招きに誘われるように、
彼女に向かってその足を運んでしまっていた。

相手は裸の女性…自分は力が強いほうじゃないけど…もし何かあっても…。
そんなよく分からない言い訳を自分にしながら、彼女へと近づいていく…。

ついに…手が届くほどの距離まで来てしまった。
彼女の露わになった身体が、僕の前に晒される…。

「あ…あぁ…。」

思わず息を飲むほどに…彼女は美しかった。
色白で肉感のある女の肉体…むっちりとした胸…太もも…お尻…締りの良いウエスト…。
黒くて艶のある…胸に届きそうなほど長くて綺麗な髪…。

水々しさを感じる妖しい唇…儚げで誘うような目元…。
彼女の妖艶で美しい顔は…同じ人間とは思えないほどの色香を放っていた。
彼女は相変わらず…静かに微笑みながら僕に向かって手招きをし続けている…。

僕は迷っていた…。
今自分がしたいことは…もちろん…一つしかない…。
でも場所も場所ということもあって、
戸惑いと理性が僕の足を止めてしまっていた。

  「さぁ…いらっしゃい…。」

僕の様子を察したのか、彼女は突然手招きを止め、
前かがみになり…両腕を中央に向かってゆっくりと寄せていく…。

むにゅっ…むにゅぅぅぅぅっ♪

むっちりとした柔らかそうな生白いおっぱいが、
彼女の両腕の中でひしゃげ…妖しい谷間を作り出していく。

「ぇ……ぁ………あぁ…………。」

余りにも官能的な光景に…自分の鼓動が早くなっていくのを感じる。
あ…あのおっぱいに…触ってみたい…揉んでみたい。
自分の中の男としての欲望が…首をもたげてくる…。
パンツの中で…ペニスが固く張り詰めていくのを感じる。

  「さぁ…もっとこっちに……。」

脳に浸透してしまいそうなほど甘い声に操られるように…、
僕は彼女に向かってフラフラと歩いていく…。
そして豊満で柔らかそうなおっぱいに…両手を伸ばす…。

むちゅぅぅぅぅぅっ♪

「はあぁぁっ…………。」

僕の指全てが…彼女のおっぱいの中に沈みこんでいく…。
心地の良い弾力…両手が痺れてしまいそうなほど柔らかくて気持ち良い…。
このまま触っているだけで…ダメになってしまいそうだ…。
僕は夢中になって、彼女のおっぱいを揉み続ける…。
彼女はそんな僕を見つめながら、優しく微笑んでいる。

  「もっと…近くにおいで……。」

そう言うと彼女は、両方の腕を左右へと広げる…。
美しい女体が…僕の目の前で妖しく花開いていく…。

  「抱きしめてぇ……。」

彼女の甘い囁きに抵抗出来るほどの気力は、もう僕には無かった。

「あぁ……は……はい……。」

僕は誘われるがままに…彼女の体を抱きしめてしまった…。

むぎゅぅぅっ♪

「はぅぁぁっ……………。」

あまりにも柔らかな彼女の肉体…しっとりとした素肌の感触…。
思わずタメ息が漏れてしまう…。
そして彼女は僕に答えるように…僕の身体を優しく抱きしめる…。
それと同時に、彼女から漂う甘い匂いがどんどん強くなっていく…。

「うぅっ…ごほっ…ごほっ…。」

密着している僕は…彼女の匂いを間近で吸い込んでしまった…。
鼻を突き抜ける、あまりにも濃厚な香りに思わず咳き込んでしまう。
そして次の瞬間だった…。
むちゅっ…むちぃぃぃぃぃっ♪

!!

僕は一瞬なにが起こったのかが分からなかった。
服越しに感じていたはずの彼女の肌を…僕は素肌で直に感じていた…。
シャツもパンツも靴も…僕が身に纏っていたもの全てが消えて無くなっていた。
むっちりとしたおっぱいが…僕の胸板でいやらしくひしゃげる…。

「えっ…あっ…うあぁ…っ…………。」

彼女の細くて白い指先が…僕の背中をすぅ〜っとなぞる…。
ゾクゾクとした甘い感覚が…背筋から全身へと流れていく…。
急な出来事に驚いた僕は、一瞬彼女から離れようと体に力を入れる…。
しかしそんな僕を…彼女はよりいっそう強く抱きしめ…耳元に息を吹きかけてくる…。

ふぅ〜〜〜っ♪♪

「あ…あぁ………。」

彼女の素肌を、全身で感じてしまった僕は…ピクピクと喜びに打ち震える…。
張り詰めて勃起しきったペニスが…彼女と僕の間で苦しそうにもがいている…。

そして彼女は…僕を抱きしめたまま…その妖艶な顔を僕に向けてきた…。
深い紫色の唇が…妖しい微笑みを浮かべながら、僕の唇目掛けて近づいてくる…。

「あぁ……キ……キスを………むぐっ…………。」

んちゅぅぅっ♪
プルンとした甘い唇が吸い付いてくる…。
彼女は僕の唇をついばむように…むちゅむちゅと甘い感触を送ってくる…。
ずっとこのまま…キスしていたい…そう感じるほど心地の良い唇だった。

んちゅっ…ちゅっ…ちゅっ…ふぅ〜〜〜っ♪♪

「んうぅっ……………!」

彼女はキスをしたまま…僕の口の中目掛けて吐息を吹き込んでくる。
むせるほど濃厚な甘い匂いが…肺いっぱいに広がっていく…。
身体から次第に力が抜けていくのを感じる…。

んっ…ちゅっ…ちゅぅっ♪ ちゅぱっ♪

僕の唇がようやく彼女から解放される。
甘い唇の余韻に…僕は呆けたような表情で放心する…。

ぬちゅっ♪

固く張りつめたペニスの先が…彼女の柔らかい花びらに触れるのを感じる…。
あ………え…………ま…まさ…か……こんな所で………。
困惑する僕を見た彼女は…ニヤリとした妖しい笑みを浮かべてくる…。
その妖艶な笑顔に…ゾッと背筋に寒気が走る……。

  「いらっしゃい……。」

そう言うと彼女は…僕の腰を持ち上げるようにしながら自分へと引き寄せて来た…。

ぬちゅぅぅぅっ♪

甘くヌメヌメとした肉壷の中に…僕のペニスが差し込まれていく…。

「はぅっ……うぅっ………。」

あまりにも柔らかい花びらの感触に…腰が抜けそうになる…。
彼女は僕の腰をしっかりと抱きしめたまま…僕を…自らの奥へ奥へと誘っていく…。
ゾリゾリとしたヒダを掻き分けながら…張り詰めたペニスが彼女の中に飲み込まれていく…。

ずちゅっ…ぬちゅっ…ぬちゅっ♪

ついにペニスが…彼女の花びらの中に完全に飲み込まれてしまった…。
中にはいやらしいヒダヒダが、びっしりと生えていて、
僕を求めるようにウネウネと妖しく蠢いている。
じっとしているだけなのに…下半身からとろけるような快楽が広がる。
僕は彼女に抱きついたまま…ヒクヒクと身体を震わせる…。
こんな所で…僕は一体何を……。
この現状を受け入れきれていない僕をよそに…彼女は腰をゆっくりと引き始める…。

ぬちゅ…にちゅっ…にちゅちゅちゅぅぅっ〜♪

「うぅあっ……はぅぅっ………。」

ペニスが抜かれて行くと同時に…、
柔らかな肉壁の表面を…ペニスがぬちょぬちょと滑っていく…。
僕のことを離すまいと…ヒダの一枚一枚がヌチャっと吸いついてくる…。

スケベでいやらしい快楽が…僕の思考を飲み込み…支配していく…。
快楽に喘ぐ僕を見た彼女は…嬉しそうに微笑む。
そして…また腰を僕に向かって突き出してくる。

ぬちゃっ…ぬちゅっ…ぬちゅぅぅぅぅっ♪

さっきまでとは違う…吸い込まれるような甘い感触が…ペニスから伝わってくる…。
まるで待ち望んでいたかのように…、
びっしりと生えたヒダが亀頭に吸い付きながら、僕を奥へと招き入れてくる。

「うぅっ……い……いいぃ…………。」

一度ペニスを抜き差しされただけで…僕は何もかもがどうでも良くなってしまった。
この場所も…彼女のことも…もうなんでもいい…。
もっと…この感触を味わいたい…僕の腰は自然と前後に動き始めていた。

ぬちゅっ…ぬちゃっ…ぬちゃっ♪

いやらしい音を立てながら…僕は棒立ちのまま彼女と甘く交わっていく…。
彼女のむっちりとしたお尻を、触りながらムギュっと握りしめる。
そんな僕の動きに呼応するように…彼女の腰も前後に動き始める…。

ずちゅっ…ずちゅっ…ぬちゅっ…ぬちゅっ♪

彼女と腰を密着させる度に…とろけるような甘い快楽が全身を駆け巡る。
僕はいやらしい汗をかき…腰をビクつかせながら…彼女目掛けて必死に腰を振る…。
そして彼女は僕の首筋に…顔を埋める…。

んちゅっ…むちゅぅぅぅっ♪

「あぁ…ぁっ………。」

紫色のぷるぷるした唇が…僕の首筋に吸いついてくる…。
あぁ…気持ち良い…ずっと…このまま…この人と密着していたい…。
あまりにも魅惑的な彼女との交わりに…僕はすっかり虜になってしまっていた。

ぬちゅっ…ずちゅっ…ずちゅっ♪

「あぅっ………これ以上は……うぅっ………も…もう…………。」

タマ袋とペニスの先が…ヒクヒクとわななき始める…。
彼女は僕の絶頂が近いのを察したかのように…僕を抱きしめ…唇を近づけてくる…。
僕は一切抵抗することなく…彼女の唇を受け入れる…。

んちゅっ♪ ちゅっ…ちゅぅぅっ♪ んちゅっ…ちゅぅぅぅっ♪

紫色の妖艶な唇が…限界寸前の僕の唇にねっとりと吸い付いてくる。
彼女はキスをしたまま僕の下半身を引き寄せ…腰をピッタリと密着させたまま、
肉壷の中を甘く締め付け始める…。

ぬちゅっ…きちゅぅぅぅっ♪
ちゅぅっ…んちゅっ♪ んちゅっ…ちゅっ…ちゅぶぅぅぅっ♪

「んぅぐぅぅぅっ……………。」

びゅっ…ぶびゅぅぅぅぅぅぅっ♪♪

僕は彼女に吸い付かれながら…全身を硬直させたまま…絶頂を迎えてしまった。
魂が抜け落ちてしまいそうなほどの…鈍い射精感が…僕の股間を襲う…。
手足がビクビクと震える…もうこれ以上は立っていられない…。

しかし彼女は、僕のことをガッチリと抱きしめたまま…、
肉壷と唇をヌチュヌチュと蠢かせ続けている…。
彼女が支えていなければ…すぐにでも倒れてしまうだろう…。
女性とは思えないほどの物凄い力だ…。

んちゅっ…ちゅぅっ♪ ちゅっ…んちゅっ…んちゅぅっ♪
ぬちぁっ…ずちゅっ…ぬちゃっ♪

「んぐっ………うぅ………。」

彼女の腰がまた…ゆったりと前後に動き始める。
イッたばかりで敏感になったペニスに…、
妖しいヒダヒダが容赦なく纏わりつき…僕に甘い感触を送ってくる…。

僕は倒れ込まないよう、彼女の体にしがみつきながら。
必死になって…腰を振り始める。

ずちゅっ…ぬちゃぁっ…ぬちゅっ…ぬちゅっ…♪
んちゅっ…ちゅっ…ちゅぶぅぅぅっ…ふぅ〜〜〜っ♪♪

また彼女の甘い吐息が…僕の口の中に吹き込まれる。
柔らかな肉壷の中に囚えられたペニスが…ビクビクと歓喜の悲鳴を上げる…。
胸の奥から耐え難いほどの欲望が湧き上がってくる…。
このまま続けられたら……また…イッてしまいそうだ…。

ぬちゅっ…ぬちゅっ…ぬちゅっ♪
ちゅぅぅっ…ちゅっ♪ んちゅっ…ちゅじゅぅぅっ♪

彼女は…僕のことなどお構いなしに、唇を吸い付かせながら腰を振り続ける。
柔らかくむっちりとした生白い腕の中で…、
僕は敏感になった身体をビクビクと震わせながら…与えられる快楽に悶える。

ぬちゃっ…ぬちゃっ…ぬちゅっ…ぐちゅぅぅぅっ♪

彼女はさっきよりも、より一掃キツく肉壷の中を締め付けてくる…。
静かな叫び声を上げているペニス目掛けて…ヒダというヒダがぐっちゅりと食い込み、
絶頂に導こうといやらしくウネウネと蠢く…。

ちゅぅっ…ちゅっ♪ んちゅぅぅっ…ちゅっ…んちゅっ♪

このままキスされ続けたら…唇がとけてしまいそうだ…。
甘い快楽に浸らされ…僕の中のあらゆるものがとろけていく…。
力の抜けた腰を…必死に突き出し…彼女を求め続ける…。

ずちゅっ…ぬちゅっ…ぬちゅっ…ぬちゅぅぅっ♪

いやらしい肉壷に…何度も出し入れさせられたペニスが…またピクつき始めた…。
タマ袋がきゅぅっと持ち上がり…二度目の射精の準備を始める…。

んちゅぅ…ちゅっ♪ ちゅっ…んちゅぅっ…ちゅぶぅぅぅっ…ふぅ〜〜〜っ♪♪

もはや甘い毒としか思えないほど濃厚な吐息が、また吹き込まれる…。
脳がとけそうなほど強烈な女体の快楽の中で…僕の身体が大きくビクンと震える…。

「んぐぅぅぅぅっ……! んぅっ…んうぅんっ………!」

びゅっ…びゅるっ…びゅぅぅぅぅっ♪

僕は彼女の腕の中で二度目の絶頂を迎える…。
濃厚な快楽と共に…何か大切なものが、下半身から抜け落ちていくような感覚を覚える…。
んちゅっ…ちゅぱっ♪

「んっ……ハァ……ハァ…………。」

彼女の唇からようやく解放された僕は…激しく息を漏らす。
彼女の奥に…続けて二回も中出ししてしまった…。
なんとも言えない満足感と…喪失感を感じる…。

これ以上続けていたら…さすがに身体が持たない…。
でも止めようにも、体の力が抜けてしまっていて…自分から離れることが出来ない…。

  「さぁ…もっと…おいで……。」

僕を抱きしめたままの彼女の腕が…背中で交差する…。
生白い素肌が…皮膚という皮膚にぐちゅっと食らいついてくる。

とうに限界を迎えたはずのペニスが…彼女の中で…また大きく反り返っていく…。
彼女の肉体は男を悩殺する凶器そのものだった…。

僕の無抵抗な体は…その凶器に晒され…完全に虜になってしまっていた。
もっと…もっと彼女と交わっていたい…。
あぁ…良い……もっと…もっと…彼女と一緒に…気持ち良くなりたい…。

  「んっふふふふふ………。」

だらし無い表情で脱力する僕を見た彼女は、
とても嬉しそうに微笑み…また腰を前後に動かし始める…。

ぬちゅっ…ぬちゃっ…ぬちゃっ…ぬちゃっ♪

ダ…ダメだ……気持ち良い…………お……おかしくなるぅぅ…………。
限界を超えて悲鳴を上げる体とは裏腹に…僕のペニスは彼女の女肉の感触に喜んでいる…。
両足がビクビクと震える…もう自分一人の力では立っていられない…。

ずちゅっ…ずちゅっ…ずちゃっ…ずちゃっ♪

僕は彼女にされるがまま…甘い肉壷の中を何度も何度も往復させられる…。
びっしり生えた妖しいヒダが…ペニスにぐちゅっと食い込んでくる…。
亀頭や裏筋…あらゆる場所に吸い付き…僕を快楽の絶頂へと誘っていく…。

「あ゛ぁ………ぃ…い゛ぃぃっ…………」

僕は彼女の腕の中で…涙と涎を垂れ流しながら…だらし無い声で喘いでいた…。
脱力しきった体をガッチリと抱きしめられ…ペニスを咥えこまれ…、
もうどこにも逃げ場は無かった…。

ずちゃっ…ぬちゅっ…ぬちゃっ…ぬちゃっ♪

とろけた女肉が…限界を越えつつあるペニスに、容赦なく纏わりついてくる…。
ここがどこで彼女が誰なのか…、
そんな小さな思考や理性も…終わらない甘い快楽の波の中でぐちゃぐちゃにされていく…。
僕は口を半開きにしたまま…両手足をビクつかせてだらし無く悶える…。
僕がどんな状態になろうが…彼女が動くのを止めることはなかった。

「ぁ゛ぐぅ………い゛……ぃ゛ぐぅ…ぅ………っ………。」

びゅっ…びゅるっ…びゅぅぅぅぅぅっ♪

甘い香りに包まれながら…3度目の絶頂が僕を襲う…。
脳が…体が…ペニスが……僕の体のあらゆる場所が限界の悲鳴を上げる…。
彼女はまるで愛でるように…僕の体を優しく抱きしめ、
奥へと吐き出されていく精を…肉壷全体で受け止める…。

こんな状態になってもまだ…僕は彼女のことを求めていた…。
力の入らない体で…必死になって彼女の肉体に抱きつこうとする。
生白く細い指が…僕の背中をいやらしく這いずっていく…。

ここで僕はようやく…自分の身体が痩せ始めている事に気づいた。
まるで…先日遺体で見つかったという…男性のように…。
誘われるがまま魅了され…虜になって必死になって僕が求めていた相手は…。

そして僕は…自分のおかれている状況を…理解してしまった…。

「ぁ゛……あ…ぁ゛………そ…ぞん……な…………。」

恐怖に怯えた僕は思わず…小さく声を漏らしてしまう…。
その言葉を聞いた彼女は…僕に向かってゾッとするような怖ろしい笑みを浮かべる…。

ぬちゅっ…ちゅぷぅぅぅっ♪
亀頭の先が…彼女の子宮口に…ぐっちゅりと咥え込まれる…。

  「さぁ…いらっしゃい……私の中に…………。」

そして彼女の妖艶な唇が…僕目掛けて近づいてくる…。
逃れようにも…痩せ細った体に力が入らない…。
紫色の妖しい唇が…僕の目の前でニィっと妖しく微笑む…。

「あ゛……ぁ゛………………だ……だず………け………。」

んちゅぶぅぅぅぅっ…ちゅっ…んちゅっ♪ んちゅぶぅぅぅぅっ♪

ヌラヌラとした柔らかな唇が…僕の唇をキツく吸引してくる…。
しっとりとした舌が…レロレロと蠢きながら…僕の口の中を犯していく…。

ぷちゅっ…ぬちょっ…ぬちょっ…ぬちゃっ…ぬちゃっ……ぐちゅぅぅぅぅっ♪

彼女の子宮口が…僕の亀頭を囚えたままクチュクチュと脈動する…。
ペニス全体が肉壁とヒダで…ジョリジョリと甘く扱かれていく…。

「んぐぅ…ぅ゛………ぐ…ぅ゛…ぅぅ…っ………。」

ぶびゅぅぅぅぅぅぅっ♪♪

僕は白目を剥き…全身を痙攣させながら彼女の中で絶頂する…。
甘い肉壷に誘われるように…自分の大切なものを彼女の子宮の奥へと放っていく…。
強烈な快楽地獄の中で意識が何度も飛びそうになる…。

彼女の濃厚な香りに包まれながら…、
僕の身体は次第に水々しさを失い…ミイラのように干からびていく…。
体の奥が…だんだん冷たくなっていくのを感じる…。

んちゅぶぅぅっ♪ んちゅっ…レロ〜っ…ちゅぅっ…ちゅじゅぅぅぅっ♪

彼女の柔らかな唇と舌で…僕の口がぐちゃぐちゃにされていく…。
捕食するようなキスをされ…僕は死にかけの虫のように体をピクピクと打ち震わせる…。
そんな僕を…彼女はより一掃キツく抱きしめてくる。

むぎゅぅ〜っ…ぎっ…ちゅぅぅぅっ♪

枯れ葉のように干からびていく体が…ミシミシと音を立てる…。
とろけるような唇と子宮に吸い付かれながら…自分が壊れていくのが分かる…。

びゅるぅ…びゅっ…びゅぅぅっ♪

僕のペニスは子宮目掛けて、精を脈打ち続けている…。
絶頂が終わらない…寒気と共に…次第に眠気が襲ってくる…。

んちゅぅぅっ…ちゅっ…ちゅぶぅぅぅぅっ♪

ぬちゅっ…ぬちゅっ…くちゅっ…きちゅぅぅぅぅっ♪

彼女の柔らかな唇と子宮が…僕をより一層強く吸引する…。
最後に残った大切なものが…導かれるように彼女の肉壷へと吐き出されていく…。

ずちゅっ…ぐちゅぅぅっ…ぎちゅぅぅぅぅぅっ♪

びゅっ…ぴゅぅっ……ぴゅっ…………ぴゅっ…………♪

柔らかな腕の中で…ゆっくりと死んでいく僕を…彼女は嬉しそうに見つめている…。
耐え難いほどの眠気と共に…意識がどんどん遠のいていく…。

意識を完全に失う直前…僕は彼女の背中に翼のようなものを見た気がした…。
それが一体なんだったのか………ぼく……に…は…………………もう……………。




   んっふふふふふ……………………。




その翌日…同じ場所でまた、男性の変死体が発見された。
この奇妙な連続変死事件の話題は、瞬く間に世間へと広がっていった。
やはり現代に現れた吸血鬼の仕業では無いかと、実しやかに囁かれた。
彼女は今も何処かで、甘い香りを放ちながら…誰かを誘うように静かに手招きをしている…。


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