夢魔空間

誘惑の夢魔【1話】〜吸引キッス〜



えっと……ここは……どこだ…?
甘い香りがする……良い匂い……なんだか頭がぼぉーっとする…。
あれ……ベッドに裸の女の人が……ぁ…あぁ…なんて綺麗な人なんだ……。
綺麗なブロンド色の髪……大きいおっぱい……とても肉感的で性欲を掻き立てられる……。
あまりの妖艶さに僕は勃起したまま、その女性から目が離せなくなっていた……。

「んふふ…さぁ…いらっしゃい…♪」

あぁ…気持ちの良い声……手を広げて僕を誘っている……あぁ……綺麗な人だなぁ…。
僕は誘われるままにフラフラと腕の中に入っていく……。
そしてそのまま倒れ込むように彼女に体を重ねる……。

「んっふふふふふ……。」

………!!
あ…あぁ……お姉さんの体……しっとりして……き…気持ち良ぃ……。
あぅ……キメの細かい肌が僕の肌に吸い付いてくるぅ……。

「んふふふふ…どぉ? 私のか・ら・だ…♪」

お姉さんが耳元に唇を近づけて、いやらしく囁いてくる……。
うっとりしてしまうような声だ……耳に息が当たってくすぐったい……。

「うぅっ…はぁぁ…あぁぁ…。」

お姉さんの体……濃くて甘い匂いがする……。
性欲を直接刺激させられてるみたいだ……嗅いでいるだけで体から力が抜けていく……。

「さぁ……楽しみましょう……♪」

お姉さんがその艶めかしい足を僕の足に絡みつかせてスリスリしてくる……。
頭がぼぉーっとする……思考が働かない……あ……あぁ……。

「ほらぁ…♪ お姉さんの顔もっと見てぇ♪」

お姉さんが優しく微笑みかけてくる……あぁ……綺麗だ……。
魅惑的なピンク色の唇……キ…キス……してみたい……。

僕は食い入るように彼女の唇を見つめていた……。

「んっふふふ……坊やったら……お姉さんの唇が気に入ったみたいねぇ…♪」

あぁ……お姉さんの顔が近づいてくる……良い匂い……。
彼女の口元から目を離すことが出来ない……。

「ほら……お姉さんの唇をしっかり見るのよ…♪」

ちゅっ♪

………っ!!
お姉さんが目の前で唇を優しく弾けさせた……。
その光景を見ただけで、自分の中を何かがせり上がってくるような感覚を覚える……。

んぅ〜ちゅっ♪ ちゅっ♪

「ひぁっ……。」

繰り返される艶めかしい行為……ただ見ているだけで幸せな気持ちになる……。
あ……あぁ……キスしたいよぉ……。

「ふふ……どうしたの坊やぁ?」

妖しく微笑んでくる……彼女と体を重ねたままの僕はもう限界だった……。

「ぁ……あぁぁぁっ……!!」

ちゅぅぅぅぅぅぅっ…!!
僕は我慢出来ずに彼女の唇に吸い付いてしまった……。
恐ろしいほど柔らかいそれは、僕の唇をあっさりと受け入れる……。

ちゅぅっ……ちゅっ……ちゅぅぅぅぅぅぅぅっ!!
「んぅっ…!? んぅ…っ…んぅ…っ!」

お姉さんが僕の唇を吸ってくる……ただキスしているだけなのに、
大事な何かを吸われているような感覚がする……。

ちゅぅぅぅっ……ちゅっ……ちゅぅぅぅぅぅぅぅっ!!
「んぅ……ぅ……ぅ……。」

なんて気持ち良さなんだ……ぁ……あぁ……まるで底なし沼のような唇だ……。
このままし続けたら危ないような気がする……そ…そろそろ…いいかな……。
なんだかよくわからない危機を感じた僕は、顔を彼女から離そうとする。

………………!!
彼女が両手を僕の頭の後ろに回して抱きしめてくる………!!
な……これじゃ…逃げられな………

んちゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!

お姉さんがもの凄い勢いで僕の唇を吸ってくる……!!
ひっ………ひぃぃぃぃ…………。
ガクガクと震えながら全身の力が抜けていく………。

ちゅぅぅぅぅぅっ…!! ちゅぅぅぅぅっ…!!
んちゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ……!!!!

もの凄いバキュームキスだ……背筋がゾクゾクする……。
僕は全身をピクピクと震わせながら、なすがままに唇を吸われ続ける……。

ちゅぅぅぅぅぅっ………ちゅっ……ちゅぽっ……!!
やっとお姉さんの唇が離れる……快楽の余韻で思考が働かない……。

「ふぁ……ぁ……あぁ………。」

体に力が入らずお姉さんに体を預けてしまう……。
あぁ……おっぱい……柔らかい……。

「あらあら……キスしただけなのに疲れちゃったのぉ? んふふ♪」

お姉さんが頭を撫でながら優しく囁きかけてくる……。
柔らかい体と匂いに包まれて……あぁ…気持ち良いぃ……。

「坊やったら…随分弱いわねぇ…♪」

お姉さんが足を絡めてスリスリしてくる……あぁ……お姉さまぁ……。
赤子のようにお姉さんの胸に頬ずりしながら甘える……。

「ほら……今度は優しいキスをしましょう…♪」

お姉さんがまた両手で顔を掴んでくる……。
呆けたようにぼーっとしながら彼女の綺麗な顔を見つめる……。
「んふふ……♪」

ちゅぅっ……ちゅぅっ……ちゅっ…ちゅっ……♪
さっきとは違って優しくついばむようなキスだ……あぁ……お姉さまぁ……。

ちゅぅぅぅっ……ちゅぅぅぅっ……ちゅっ…ちゅっ……♪

ぁ……あぁ……お姉さんの唇……気持ち良いよぉ……。
体は完全に脱力してしまっていて力が入らない……。

僕はされるがままに唇を吸われ続ける……。


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